寺末桑町

適当なことを適当に書きます。

虚構のなかの地域、現実のなかの地域 —ゆゆゆ研究のための覚書—

  • 1、はじめに 虚構のなかの地域、現実のなかの地域
    • ・ゆゆゆ研究と「地域」の問題
    • 現代社会と虚構/現実のなかの地域
    • ・地域(史)研究の留意点
    • ・『ラブライブ』を対象とした具体的な実践事例へ
  • 2、虚構/現実のなかの地域と『ラブライブ』 —『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』・『ラブライブ!スーパースター!!』を事例として—
    • ・『ラブライブ』と地域
    • ・「虹ヶ咲」と虚構/現実のなかの地域
    • ・「スーパースター」と虚構/現実のなかの地域
  • 3、おわりに 「虚構/現実のなかの地域」研究の成果と課題
    • ・まとめ
    • ・今後の課題と展望
    • ・『黒澤家研究』の紹介と筆者の感想
  • 4、書いてみた感想
  • 5、研究資料および参考文献
  • 6、画像引用元
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濫読漫筆①

  • ・「濫読漫筆」を始めるにあたって
  • ・遠藤ゆり子「歴史手帖 秀吉の『全国統一』と東北」(『日本歴史』891、2022年)
  • ・小林和幸「史料散歩 鎌田勝太郎と衆議院選挙」(『日本歴史』888、2022年)
  • ・若槻剛史「歴史手帖 『栃木県人』であること」(『日本歴史』898、2023年)
  • ・久保田昌希「歴史手帖 今川氏真の行方」(『日本歴史』894、2022年)
  • ・清水克行「起請文にみる武蔵六所宮信仰」(府中市編集委員会『新府中市史研究 武蔵府中を考える』1、2019年)
  • ・竹井英文「城絵図の愉しみ」・荒木裕行「一九世紀の近世日本を取り巻く外圧と軍事技術革新」(『本郷』170、2024年)
  • ・レジー「ファスト教養は何をもたらす?」(『中央公論』2022-4、2022年)
  • 速水健朗「なぜ批評は嫌われるのか?」(『中央公論』2022-4、2022年)
  • ・鴇田義晴「ムックが『時代を映す鏡』だった90年代」(『中央公論』2022-4、2022年)
  • ・『御成敗式目』第1条~第51条注釈メモ(※特記の無い限り「御成敗式目」『日本思想大系21 中世政治社会思想 上』笠松宏至校注より引用)
  • ・三谷博「『開国』の三論点」(『歴史地理教育』938、2022年)
  • ・横山伊徳「日米和親条約再考」(『歴史地理教育』938、2022年)
  • 後藤敦史「アメリカ海軍にとってのオープニング・オブ・ジャパン」(『歴史地理教育』938、2022年)
  • ・上白石実「日米修好通商条約は押し付けられた不平等条約か」(『歴史地理教育』938、2022年)
  • ・大橋幸泰「文明開化とキリスト教」(『歴史地理教育』940、2022年)
  • ・金田章裕「西打遺跡(高松市)」(『古代・中世遺跡と歴史地理学』吉川弘文館、2011年、初出2001年)、95頁-100頁
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ゆゆゆ「鳥居」考 —「神樹鳥居」は何を意味するのか?—

  • ・はじめに ゆゆゆの「神樹鳥居」
  • ・日本列島の「鳥居」
  • ・神樹鳥居の整理と考察
  • ・日本列島の鳥居との差異性・共通性
  • ・「出雲大社型鳥居」と「伊勢神宮型鳥居」
  • 出雲大社型鳥居の意味
  • ・神樹鳥居の斜柱の意味
  • 伊勢神宮型鳥居の意味
  • ・まとめ/おわりに 神樹鳥居は何を意味するのか?
  • ・研究資料および参考文献
  • ・画像引用元
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ゆゆゆ「神世紀72年」考 —鏑矢たちの戦いはどのようなものだったのか?—

  • ・はじめに 神世紀72年の鏑矢たち
  • ・戦闘の概要
  • ・鏑矢とその任務
  • ・鏑矢就任の経緯
  • ・赤嶺家と弥勒
  • ・「天の神を信奉する人達」と「大規模テロ」事件
  • ・おわりに 未解明の現状と今後への期待
  • ・書いてみた感想
  • ・研究資料および参考文献
  • ・画像引用元
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ゆゆゆ「神世紀」起源考 ―なぜポスト西暦の暦法は「神世紀」になったのか?―

  • ・「神世紀」という暦法
  • 暦法変更の経緯
  • 暦法変更の要因
  • ・「世紀」の起源
  • ・補論 「西暦」の誕生 —近代日本におけるキリスト紀年の脱宗教化とその普及—(20240403追加)
  • ・研究資料および参考文献
  • ・画像引用元
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「ムラ社会」の残影 ―郡千景の「戦死」と神世紀移行期「現代社会」―

  • 1、はじめに ゆゆゆにおける「戦死」と郡千景
    • ・「ポストまどマギ」作品における「死亡」モチーフとゆゆゆの「魅力」
    • ・ゆゆゆにおける「死者」/「死亡」の存在
    • ・「例外的な死者」としての郡千景
    • ・郡千景「戦死」の社会的要因
    • ・「家庭崩壊」に関する補足
    • ・本コラムの立場と内容
  • 2、高知県某村落という「ムラ社会」 ―神世紀移行期地域社会の構造分析―
    • ・小学生時代の「いじめ」=被暴力体験
    • ・勇者時代に再発した被暴力体験
    • ・被暴力体験の社会的発生要因
    • 高知県某村落の「ムラ社会」的性格
    • ・「ムラ社会」の定義
    • ・「ムラ社会」概念の拡張的性格
  • 3、神世紀移行期四国社会という「ムラ社会」 ―「ムラ社会」構造の同型性―
    • ・神世紀移行期対勇者世論の変遷① 親勇者的世論と「情報統制」の陥穽 
    • ・神世紀移行期対勇者世論の変遷② 反勇者的世論への転換と勇者の存立危機
    • ・神世紀移行期対勇者世論の変遷③ スケープゴートとしての郡千景と親勇者的世論の復活
    • ・神世紀移行期の対勇者世論と四国社会
    • ・対勇者世論「暴走」の社会的要因
    • ・「ムラ社会」構造の同型性・普遍性
  • 4、神世紀移行期「現代社会」という「ムラ社会」 ―「世間」・「空気」・「世論」と日本型「大衆社会」―
    • ・「世間」とは何か?
    • ・「空気」とは何か?
    • ・「世論」とは何か?
    • ・「ムラ社会」構成員としての「大衆」
    • ・「大衆」とは何か?
    • ・「大衆社会」という「ムラ社会
    • ・日本列島における「大衆社会」の特徴
    • ・日本型「大衆社会」という視点
    • ・郡千景「戦死」の本質的要因
  • 5、補論 「カリスマ的支配」の体現者としての乃木若葉
    • ・乃木若葉の歴史的重要性と政治的地位の不確定性
    • ・カリスマ的支配者としての乃木若葉
    • ・ポスト乃木若葉のカリスマ的支配
  • 6、おわりに 「ムラ社会」の残影 ―神世紀移行期「現代社会」の彼方へ―
    • ・神世紀四国社会の「戦中」的性格
    • ・神世紀における総力戦体制の存在と「モラル」向上現象の実態
    • ・神世紀「現代社会」における「ムラ社会」構造とその「残影」
    • ・「わたしたち」の「現代社会」の方へ
  • 7、末筆の反省その他
  • 8、書いたみた感想
  • 9、研究資料および参考文献
  • 10、画像引用元
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「車中読書」の誕生 ―永嶺重敏『読書国民の誕生』を読む―

  • 1、はじめに 「本を読むこと」の歴史性と「車中読書」
    • ・「本を読むこと」の歴史性
    • ・「車中読書」の起源を訪ねて
  • 2、「車中読書」の誕生 ―永嶺重敏『読書国民の誕生』を読む―
    • ・明治初期における最初の登場 ―人力車・乗合馬車・汽船―
    • ・鉄道の全国的拡大と「本格的な誕生」
    • ・車中読者の「車中読み物」とその「均質化」
    • ・読書習慣の「均質化」
    • ・車中読書「誕生」の意味
    • ・まとめ 車中読書の誕生経緯
  • 3、おわりに 読後の雑感
    • ・ある「不思議」な読書体験
    • ・車中読書/車中読者の今昔と「隔世の感」
  • 4、参考文献
  • 5、画像引用元
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